日本アカデミック・ディテーラー養成プログラム

2022年4月より、東京理科大学研究推進機構総合研究院アカデミック・ディテーリング・データベース部門アカデミック・ディテーラー養成プログラムを本研究会が引き継ぎました。薬剤師または、研究者・企業・行政・教員など医薬品関連業務に携わる方を対象(経験年数は不問)に、アカデミック・ディテーリングの実践に必要な、以下の4つの研修を行っています。すべてインターネットを介した午後半日の研修で、全国どこからでも参加可能です。


D:臨床論文の薬学的吟味研修

ガイドラインに活用された論文やガイドライン以降の論文を読み解くスキルを身に付ける研修で、わかりやすく、楽しく学ぶことを目指しています。

A:基礎薬学の臨床活用研修

薬学生の頃、多くの時間を割いて基礎薬学を勉強した「化学構造式」「薬理作用」「薬物動態」こそ、医師とは違う薬剤師の専門性です。
医薬品の基礎薬学的違いを楽しく学び直します。

B:薬の比較に基づく処方提案研修

アカデミック・ディテーリング資材を理解したうえで、処方提案の考え方を学びます。患者のリスク要因や病状変化、併用薬の影響も考慮して、最適な処方を提案するスキルであるClinical Decision-Makingを修得する研修です。

C:医師へのコミュニケーション研修

医師の処方行動に影響を与えるコミュニケーションを学ぶ研修です。アカデミック・ディテーリングのロールプレイ練習を行い、どのように医師にアカデミック・ディテーリングを実践すればよいかをわかりやすく実践的に学びます。

『認定薬剤師』『認定教育サポーター』認定制度

病院/診療所や保険薬局、ドラッグストアなど臨床経験のある薬剤師を対象とした『認定薬剤師』、医薬品関連業務や教育経験のある方を対象にした『認定教育サポーター』の認定を行っています。

『認定薬剤師』『認定教育サポーター』認定制度とは

本制度は、日本アカデミック・ディテーリング研究会が提供する養成プログラム全4回すべてを受講し、ディテーリング試験に合格することで、十分な知識とコミュニケーションスキルがあるとして、認定されるものです。

次世代の薬剤師・基礎薬学者としての認定です

臨床や教育の現場で広く活躍できる人材として、アカデミック・ディテーリングを実践できる知識と技術、アカデミック・ディテーリングの資材開発や教育ができるスキル、魅力的な基礎薬学力を身に付けることができます。

対象の方

薬剤師

病院/診療所や保険薬局、ドラッグストアなどで臨床経験5年以上

研究者・企業・行政・教員など医薬品関連業務に関わっている方

医薬品関連業務経験5年以上

基礎薬学を臨床に活かした次世代薬剤師を目指す意欲ある方、基礎薬学を臨床に活かす教育に興味ある方は、どなたも養成プログラムを受講いただくことが可能です!お問い合わせください。

※認定は、あくまで臨床経験・業務経験5年以上経過後となります。

認定の流れ

01.養成プログラムを受講

02.ディテーリング試験に合格

03.認定の申請

詳細は認定制度規則をご確認ください。

アカデミック・ディテーラー養成プログラムは、会員以外の方でも受講できますが、認定薬剤師/認定教育サポーターの認定には、日本アカデミック・ディテーリング研究会への入会及びディテーリング試験に合格する必要があります。


全4回のプログラムを修了し、アカデミック・ディテーリング試験に合格すると、認定薬剤師または認定教育サポーターとして認定資格が得られます。

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