研究会について

日本版ADの定義は「コマーシャルベースではない、基礎科学と臨床のエビデンスを基に医薬品比較情報を能動的に発信する新たな医薬品情報提供アプローチ」とし、アカデミック・ディテーラーの使命は「処方に影響を与え、最適化すること」とした。

2014 年度に筆者らは東京理科大学研究推進機構総合研究院アカデミック・ディテーリング・データベース(ADD)部門を立ち上げ、基礎薬学を臨床活用すべく、医薬品の特性を化学、薬理、薬物動態の基礎薬学的な視点からデータベースの開発を進めた。

そして、2017年度文武科学省科学研究費助成事業「医薬品比較システム開発とそれを用いたアカデミック・ディテーリング効果に関する研究」が採択され、日本において、ADの普及に向けた一歩を踏み出した。

2022年、東京理科大学 研究推進機構総合研究院 アカデミック・ディテーリング・データベース部門は、一般社団法人 日本アカデミック・ディテーリング研究会へ引き継がれる。

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