新年のご挨拶

日本アカデミック・ディテーリング研究会代表理事の小茂田昌代です。

平素、一般社団法人日本アカデミック・ディテーリング研究会(JAD)主催の研修会へのご参加、ご協力、ご支援に心より感謝申し上げます。

コロナ禍からようやく日常を取り戻しつつありましたが、年明け早々に大地震があり、心を痛めております。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

昨年は日本医事新報に「この人に聞きたい:処方最適化を目指す薬剤師による支援とは?」としてアカデミック・ディテーリングを取り上げていただいたり、じほうの「調剤と情報」で特集「基礎薬学を臨床に結び付ける薬学的解釈:アカデミック・ディテーリング」などが発刊されるなど、アカデミック・ディテーリングは、おかげ様で少しずつですが日本に普及しつつあります。

早速ですが、2024年第5回日本アカデミック・ディテーラー養成プログラムのテーマは便秘治療薬で以下の日程で行います。参加される皆様のご期待に添うように、アカデミック・ディテーリング資材の開発や研修実施体制の整備に尽力し、お待ち申し上げます。

7月7日(日)A基礎薬学の臨床活用Web研修(申込期間4/7~6/7)

8月4日(日)D臨床論文の薬学的吟味Web研修(申込期間5/4~7/4)

9月8日(日)B薬の比較に基づく処方提案Web研修(申込期間6/8~8/8)

10月20日(日)C医師へのコミュニケーションWeb研修(申込期間7/20~9/20)

また、認定者の皆様には、5月26日(日)にアドバンスWeb研修(申込期間2/26~4/26)を行いますので、ご予定の確保をお願い申し上げます。

そして、9月15日(日)には岡山にて第3回日本アカデミック・ディテーリング研究会学術大会(大会長:岡山大学病院薬剤部長 座間味義人先生、実行委員長:兵庫医科大学薬学部教授 清水忠先生)を開催いたします。テーマは「薬物治療に責任を持つ医療者へ~新しい時代を担う薬剤師のこれから~」です。多くの皆様の参加をお待ちしております。

 

研究会を立ち上げて3年目となり、基盤整備と共に飛躍の年としております。

今年も更なるアカデミック・ディテーリングの普及に向けて、ご協力やご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

一般社団法人アカデミック・ディテーリング研究会

代表理事 小茂田 昌代